使用状況
使用場所 | 都内マンション |
使用期間 | 2015年11月~2019年8月 ( 3年9か月 ) |
設置環境 | 屋内 空調あり |
解析結果
製品 | 調光対応 E26 60W型LED電球 |
状態 | 不点灯・ポリカーボネートカバー脱落 |
原因 | 過電流による電解コンデンサーの発熱でLEDチップが故障、カバー接着部が劣化 |
解説
カバー内部に付着物が見られたので、電球内部から発生したものと考えられます。
LEDチップには、目視では異常は見られませんでした。
今回の設置場所には、1回路に30 灯以上の大量のLED電球が取り付けされている為、電源ON時に大きな突入電流が流れてしまっていることが推測されます。
通常は問題ありませんが、電源のON/OFFを繰り返すと突入電流により電解コンデンサーが劣化します。また、電解コンデンサーに過電圧が印加されると発熱と電解液の蒸発が起こる場合があります。
カバーの落下は、上記理由により異常な発熱が発生し、カバーと本体の接着力が弱まったこと、また電解コンデンサーの電解液の噴出・蒸発により発生したと考えられます。
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